「やらないパパ」卒業!自分からやるパパになるために振る育児タスク10選

「やらないパパ」卒業!自分からやるパパになるために振る育児タスク10選

「うちのパパ、オムツ替えすらやらないんです…」

ママ友トークで鉄板の愚痴ネタ。

「いやいや、自分の子どもじゃろがい!!オムツ替えくらい喜んでやってくれ!!!」
…と、限界ワーママの私はブチ切れてしまいます(心の中で)。

国の制度も変わり、育休を取るパパも増えてきましたね!
しかし、育休中に“家にいるのに何もしないパパ”が誕生してしまうケースも…。

これからママ・パパになる人も、
すでに「やらないパパ」にお悩みの人も、
パートナーが「頼れるパパ」になるための第一歩として、これからご紹介する“パパ担当タスク”を参考にしてみてくださいね。


「育児を手伝う」なんて言わせない!

“パパ担当タスク”の目的は「パパに育児をちょっとだけ手伝ってもらう」ことではありません。
ゴールは “自分からやるパパ” に進化してもらうこと。
「手伝うよ~」なんて気持ちは卒業してもらわねばなりません!


なぜ”やらないパパ”になってしまうのか?

実は多くのパパが「やりたくない!」と拒否しているわけではなくて、

  • 何をしたらいいのかわからない
  • 下手にやってママに怒られそうで怖い
  • 失敗が怖くて最初の一歩を踏み出せない

…こんな理由でストップしてしまっていることも多いんです。


パパがトライしやすい育児タスクの条件

パパが「俺でもできる!」と前向きになれるタスクには共通点があります。

  • シングルタスク(複雑な同時進行を求められない)
  • 臨機応変さが不要(手順が決まっていて迷わない)
  • 時間に猶予がある(「今すぐ!」じゃない)
  • 経験がある作業に近い(爪切りや着替えなど)
  • 上達がわかりやすい(やればやるほど慣れる)

これらがそろう育児タスクからチャレンジすれば、パパは「育児している」という自信を持ちやすいです。


パパ担当におすすめな育児タスク10選

① 情報収集

「ママに聞かないと何も知らない」状態は危険。
育児に関する情報を自分から調べるクセをつけると、子どものことを主体的に考える習慣が育ちます。

情報収集の例
出産準備/予防接種のスケジュール/離乳食の開始目安/保育園の情報を集める etc…

  • スマホひとつでいつでもできる
  • ママの妊娠中からできる
  • ”知らないことの多さ”を実感できる

ママ「病院のサイトを見たけど分からなくて。パパも調べてくれない?」
ママ「パパの会社に育休から復帰した人いる?どんな感じ?」
など、ママもパパも経験のないことにチャレンジしている、一緒に学んでいく、という意識を持てるようにタスクを振っていきましょう。
子どもが誕生する前からできる、かつ最重要なタスクです。


② 子どもの爪切り

赤ちゃんの爪は伸びるのがとにかく早い!
はじめは勇気がいるかもしれないけど…ぜひ「パパ担当」に!

  • 爪を切ることに一点集中!単純作業だからトライしやすい
  • 乳児期なら寝ている間に作業できる
  • 赤ちゃんの手足に触れてスキンシップになる
  • 爪や肌など小さな変化に目を向けるクセがつく

③ オムツ替え

抵抗がある人も多いらしいですが、赤ちゃんのお世話をする上で絶対避けては通れない道。

  • 最初は助産師さんなど専門家に直接教えてもらえると◎
  • 苦手意識があるなら清潔グッズを揃えるなど克服する工夫を
  • 手袋&厚めのおしりふき&臭わないオムツ袋がおすすめ

④ 着替え

毎日のルーティンに入れやすいタスク。服選びを任せると楽しさ倍増!

  • 「パパの好きな服を着せてみて!」「今日のコーデのテーマは?」など楽しみを生む工夫を
  • 子どもの体調チェックも兼ねられる
  • 子どもの成長を感じられる

⑤ 寝かしつけ

実は体力勝負な寝かしつけ。パパにこそぴったりのタスクです。

  • やることは“寝るまで待つ”だけ
  • 立って揺れてみる、トントンしてみる、などパパなりの工夫しがいがある
  • ママの服やタオルをそばに置くなど小道具を使ってチャレンジ

⑥ 食べさせる&片付け

料理が苦手なパパに「離乳食作って!」はハードル高め。でも、食べさせる&後片付けならすぐできる。

  • 子どもの反応がダイレクトで楽しい
  • 初めての食材を食べる反応を見る楽しみなどを共有できると👍
  • 食べさせる→片付け→できたら準備も ステップアップしていこう

⑦ 絵本の読み聞かせ

お世話ばかりが育児じゃない。赤ちゃんからできる絵本の読み聞かせもおすすめです。

  • 子どもとのふれあい時間を作れる
  • パパのほうがウケる!なんて実感できたらハマっちゃうかも
  • 意外とパパの声は落ち着くみたい。寝る前の読み聞かせも◎

⑧ 運動あそび

屋内でも公園でも、体を動かすのはパパの得意分野。

  • 年齢に合わせた遊びを調べてから実践
  • 遊ぶ=楽いだけじゃなく、身体の成長を促すことや危険回避の意識を共有しよう

⑨ 子どもの洗濯物たたみ

家事をまったくしないパパでも、ここからトライしてみよう。

  • 子ども服は小さくてたたみやすい
  • キッチリ綺麗にたたまなくてもOK
  • 服の収納位置を把握できる

慣れたら保育園の荷物の準備や、大人の服をたたむことへステップアップ。


⑩ 病院の付き添い

パパのワンオペおでかけデビューは病院がおすすめ。
ママと一緒に付き添いからはじめ、慣れたらパパ単独で行ってみよう。

  • ワンオペでも専門家や看護師さんが近くにいるので安心
  • 専門家から子どもの様子を聞ける貴重な機会を共有できる
  • 受付からワンオペ、など段階を踏んでチャレンジ

一度経験すると、パパだけでおでかけするハードルがグッと下がります。


まとめ:はじめは”パパのやりやすさ”を考えて

育児タスクを任せるコツは「小さく始めて、成功体験を積む」こと。
「家事っぽい仕事」よりも、子どもと触れ合えるタスクを任せるとパパのやる気が持続しやすいです。

  • 子どもの笑顔を見られる
  • 子どもの成長を間近で感じられる
  • 自分の上達も実感できる

この3つがそろうと、自然と「もっとやってみよう」に変わっていきます。
こうしたシンプルで子どもと関われるタスクは、パパのやる気を引き出し、ママの負担を大幅に軽くします


最後に:ママへ、大事にしてほしいこと

それは、完璧を求めないこと。

子どもに危険が及ばなければ、多少の不器用さや時間のかかり方はスルーしていきましょ。
お互いの得意不得意を補い合えれば、それが一番心地いい家庭のかたちではないでしょうか。

“やらないパパ”を“頼れるパパ”に変えるのは、今日の小さなタスクから。
パパの挑戦を、あたたかく見守っていきましょう!